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zerverius

zerveriusです。
今作やこのblogで初めてお目にかかる方、初めまして。よろしく御願い致します。
whoopee!RecordsのCDでは主に哀愁系/マイナー進行系の曲を主にやってます。

今作では参加者中で最も多い4曲もの楽曲を担当させて頂いた訳ですが...
そもそもこのゲームを知ったのはとあるある夏の昼下がりでした。
主宰のwhoopeeさんに誘われて秋葉原の某ゲームセンターに行き、
彼が真剣にPlayする様を見ている内に、何となく面白そうだなぁ....と思い、
早速私もPlay開始。そして初回プレイで見事にハマってしまいました。
ちなみにゲーム内では"エロギター侍P"という名前になっているので、
ゲーム中にマッチングされたりリアルで見かけた方は御気軽に声掛けて下さいませ。

さてさてさて......今回担当させて頂いた各楽曲に関してのコメントをば。

「9:02 p.m.」

実はこの曲を担当する事が決まったのは企画も大分進行して、速い方からは
完成品の楽曲データも届き始めた頃になってからなのですが(苦笑)
その割には私が今回担当させて頂いた4曲の中で一番早く完成したのが
この曲だったりします。何でなんでしょうかねぇ.....(笑)

アレンジとしては、取り掛かる段階で自分の中でいくつかキーワードを掲げ、
それを意識しつつ作業を進めていきました。
「オトナの色気」「アンニュイな雰囲気」「お姉さんが教えてア・ゲ・ル」....
この事を思い出して気付いたんですが、もしかして製作スピードの速さは
リビドーに比例するのですか?(苦笑)

思い返せば、今回この曲で初めて御一緒させて頂いたVocal担当の
コツキミヤ嬢にもレコーディング開始早々に「もっと色気を前面に!」とか
「誘惑する感じで!」とか色々と今から思えばアレげな要望ばかりを
出しまくってしまいましたが.....(滝汗)
そんな駄目な指示にもコツキミヤ嬢は快く応じて下さいました(のはず(苦笑))。
おかげで「年齢制限付けた方が良いのか?」という位に雰囲気のある作品に
仕上がったと思います。本当に有難うございました。

そうそう、収録時のスタジオエンジニアの悪ノリと、深夜収録による面子全体の
ハイテンション化によるものでしょうか?ふと気が付くと、コツキミヤ嬢に
「○○クン、大好き。」(○○=私の本名)とか言わせてて驚きました。
その場には私の本名を知らない人もいたって言うのに.........orz
「オイオイ何やらせてるんだよ(笑)」と思ってましたが、レコーディング収録後に
受け取ったVocal素材のに、その身悶えする位な素敵ボイスが入ってて驚きました....
そんな製作秘話もありましたとさ(笑)

「蒼い鳥」

このCD製作にあたって、この曲はどうしても自分でやりたかった曲なのです。
アイドルを題材にしたゲームだけあって、基本的に明るい曲ばかりで(苦笑)、
曲調的に影のある、いわゆる"哀愁系の曲"ってこれ位じゃないですか?
"侘び寂び担当"としてここは譲れない所ですよ?(笑)

アレンジとしては元曲の持つストイックさを損なわない様に気を配りつつ、
ストレートにHardRock系バラード的なアプローチをしてみました。
そして"泣きのギター"弾くのは大好きなので妄想パワー全開で(笑)

それにしてもこの曲はとても歌うのが難しい曲であると思うのですが、
Vocal担当である優花嬢のGJ!のおかげでとても良い出来になったと思います。
彼女は私が別途立ち上げているサークルの方に所属してもらってるので
今後も私の作品では彼女の歌が聴けると思いますので、今回のCDですっかり
優花ファンになってしまった皆様はそちらの今後の動向もチェックしてみて下さい。

あ、そうそう....歌の収録中に「いいねぇ!オレ、気に入っちゃったよ!」と
レコーディングスタジオのエンジニアルームでもらしてしまい、その場にいた
皆に笑われてしまった事も製作秘話として併記しておきましょう(笑)

「Interlude~break up」

今回のCDではBGMをアレンジしたTr.が都合3曲あるわけですが、これはゲームを
やりこんでいる方なら「あ、あの場面の曲ね?」とニヤリとする"あの場面"で流れる
BGMをアレンジしたものです。ちょっとホロリとさせられる場面の哀愁漂うBGM.....
そこでまたもや"侘び寂び担当"としては飛びつくわけですよ(笑)

アレンジ面で最初にお話しておかねばいけない事があります。
このTr.では前後の曲とのつながりを含めた演出的な意図を込めて
「意図的にノイズを混入させている箇所」があります。
この件に関しては不良品ではございませんので予め御了承下さい。
この曲がゲーム中で使われている場面では、微妙に騒音や環境音がしている
であろう、という事で「雰囲気作りの為の意図」と御理解戴ければ、と。

「THE iDOL M@STER」

元曲は正にこのゲーム全体を象徴するかの様な位置づけである楽曲ですから
この曲を担当するにあたっての責任は重大でプレッシャーもありましたしが、
今までの私の作品を御聴き下さった事のある方なら「新境地開拓?」と
感じて頂ける様な個人的には今までに無いアプローチを試みてみたりして
楽しく作業が出来ました。

アレンジとしては曲の持つ「夢に向かって頑張りますっ!」という部分を意識して
サウンド的にも前向きなイメージを醸し出すべくテンション高めなアプローチを
心がけたつもりです。

「蒼い鳥」同様にこの曲もVocalを優花嬢に担当してもらったのですが、
こちらでも曲の持つイメージを更に膨らませて表現してくれたGJ!だったと思います。
感謝、感謝。

CDの曲順構成としてもラストの歌モノ2曲が同一のVocal嬢が歌っているので、
間のBGMを含んだ3曲を通して聴いて頂くと、演出的に「締め」としていかにも
「それっぽい」流れが出せたのではないかな?と個人的には思っていますが、
御聴き下さる皆様は如何思われるでしょうか....


zerverius
~玲~